権威に御国の保証はない

今日はQTから イエスさまを含めて
預言者が聖書のみことばを引用して話すことに
パリサイ派の人たちは一切聞く耳を持たず
誰の名によるのか ということだけに
こだわっていることについて示されました

聖書箇所で言うと ヨハネの福音書
1章の中程なのですが 神様から示されるまで
そこまで詳細なことには気付きませんでした

あなたは何者なのかという問いかけに対して
ヨハネは23節で

「私は、預言者イザヤが言ったように
『主の道をまっすぐにせよ』
と荒野で叫んでいる者の声です。」

と答えています

なのにその直後 パリサイ派からの使者は25節で

「キリストでもなく、エリヤでもなく、また
あの預言者でもないなら、なぜ、あなたは
バプテスマを授けているのですか。」

と尋ねているのです

ヨハネは 自分はイザヤ書に預言されている
「主の道をまっすぐにせよ」と叫ぶものだと
きちんと自分のことを説明しています

なのに何故 キリストだのエリヤだのあの預言者だの
彼等はバプテスマを与える人物を勝手に決めつけて
話をしているのか よくわかりませんでした

ですがそもそもで彼等はキリストのことを
ローマ軍からイスラエルを解放してくれる
存在だと思っていたという話がある通り

彼等は 彼等が思う自分たちの救い主を
待っていたために 本物が現れたときに
そのことに気付かず殺してしまったのです

神様がこんなことをするはずがない
或いは 神様ならこうするはずだ
という思いは神様の御姿を歪めます

この事を示されてからしばらく
何故神様が このことを強く私に示されたのかが
よくわからなかったのですが

この事に対する警戒心が強すぎて
神様が 自分が考えても望んでもいないことを
示されるのはすぐに受け入れられるのに
自分が望んでいることを神様が示された時に
騙されているのではないかと
疑ってしまうのだと気付きました

なのでそこは悔い改めて どの方向性であっても
神様の御声をしっかり聞こうと思います

またもうひとつ この箇所から
権威についても思うところがありました

パリサイ派の人たちは 自分たちこそ
聖書をよく理解している神に遣えるものだと
自負している人たちでした

またイエスさまは 事実として彼等は
モーセの座にある者たちなので
彼等の教えには従うべきであるが
彼等の行動を真似てはいけないと諭されました

神様に遣える座を受けていながら
悪魔を父と慕い 父の真似をしているのだ
自分達が御国に入らないどころか
御国に入ろうとする人を入れさせないと
イエスさまは仰有っていたのです

要するに 権威には御国に繋がるための
保証も約束も何もないのです
権威というのは地を管理するためだけのものでしかなく
それがあったとしても御国には入れません

あなたの御名で奇跡を起こしたと言っても
あなたたちのことは知らないと言うと
イエスさまが仰有った通りなのです

心は 本当に大事だと思いました

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