正しく報いがあることの恵み

今朝 会社に来てみると
ちょっとしたトラブルが起きていました

しかしそれは 言うなれば
起きて当然なトラブルであり
先日書いた通り 良し悪しに応じた
相応の報いが降り注いでいる
ということを象徴する出来事でした

以前(クリスチャンになる前)なら
間違えなく頭を抱えるところですが
その時与えられた感情は平安で
むしろ肩の荷が下りた気分でした

過去は背負わなくて良い責任を
無意識に背負っていたんだなぁ
とも感じました

しかし 神様を知らない時なら
こういった出来事が起きても
悪事は隠され 弱いところに
全てのしわ寄せが行っていた
のではないかと思います

歪められている世界では
悪い習慣が改められないどころか
弱く正しい人が殺され
悪いものは益々肥えたのでしょう

それが 神様の介入がない世界
敵が支配する世界であり
過去は私もそこにいたのでしょう

しかし 悪い習慣があるところで
相応に結果が出る世界であるなら
私は安心していることが出来る

そういう 解放だったと感じます

神様がいてくださることこそが
本当に御恵みです

また 今回のことでもうひとつの
側面に気がつきました

もし 悪い習慣があるのに
その報いがないのであれば
死んでから苦しむことになり
そしてそれは 永遠だ
ということです

聖書で言うなら
死んで火の中に落とされた
金持ちと アブラハムとのこの会話です

ルカの福音書16章28-31節
「私には兄弟が五人ありますが、
彼らまでこんな苦しみの場所に
来ることのないように、
よく言い聞かせてください。」

しかしアブラハムは言った。
「彼らには、モーセと預言者があります。
その言うことを聞くべきです。」

彼は言った。「いいえ、父アブラハム。
もし、だれかが死んだ者の中から
彼らのところに行ってやったら、
彼らは悔い改めるに違いありません。」

アブラハムは彼に言った。
「もしモーセと預言者との教えに
耳を傾けないのなら、たといだれかが
死人の中から生き返っても、
彼らは聞き入れはしない。」

死んでから過ちに気付くよりは
生きているうちに全てを失ってでも
悔い改める機会が与えられて
神様の御恵みを知ることが
出来る方が絶対に幸せだと思います

イエスさまは 手や目が罪を犯すなら
切り取ってでも御国に入る方がいい
と仰有いましたが正にそれで
本当に それは恵みなのだと思いました

勿論 生きて元気なうちに過ちに気付き
悔い改めて やり直しが出来るなら
それに越したことはありません

しかし 例え全てを失っても
過去の悪い習慣で得た恩恵を
恋慕って 過去に戻りたがる人もいます

そういう人をたくさん
見てきたことに気付きました

パリサイ人たちも
悪事を働いて懐を
肥やせてしまったからこそ
イエスさまを受け入れることが
出来なかったのでしょう

しかし 失って良かったのだと
知ることが出来るなら
それは 本当に御恵みです

以前書きましたが
クリスチャンを妻にした
元ヤクザの牧師さんの
証を思い出しました

奥様が祈り続けた結果
悪いビジネスが全く回らなくなり
5億もの借金を背負ってしまうが

そこで神の憐れみに触れ
神を求めるようになった時に
ヤクザ仲間から借金を
免除されるという奇跡を
体験した というお話です

このお話を聞いたときは
最初は痛々しいと感じました
仲間であったヤクザ相手に
5億もの借金を背負うという
プレッシャーは
どれ程のものかと思ったからです

しかし 神様を信じて
誠実に向き合い
話し合いをした結果
借金を帳消しにしてもらう
という奇跡を体験するのです

懲らしめにあい
神様に立ち返り
悔い改めることが出来るのは
物凄い恵みだと思いました

もし全てを失ったとしても
神様を愛することを知る方が
どれ程に素晴らしいでしょう

しかし実際は 全てを失っても
過去に戻りたがる人が多いのです

悪いことをやっているのに
幸せそうにしている人を見て
妬んだり どうしてそんなことが
許されるのかと神に恨みごとを
言う人もいるのです

しかし 真理を知れば
神様の教えに目が開かれるなら
そんなことは思い及ばなくなる

それは ただ御恵みであり
人の悟りではないだろうと思います

もしモーセと預言者との教えに
耳を傾けないのなら、たといだれかが
死人の中から生き返っても、
彼らは聞き入れはしない

自分のためにも
周囲の人たちのためにも
聞く耳を頂けること
顔の覆いを取って頂けることを
切に願い求めようと改めて思いました

御言葉を 神様の戒めを
慕い求めることが出来る人は幸いです

憐れみ深く 恵みに富む
神様を知ることが出来ることは
本当に幸いなことです

神様の介入に感謝すると共に
神様がなさろうとしている
これからに 更に期待します✨

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人