欠点に見えることにも敬愛を示す

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自分の中で あまり良くないなぁと思っていたことを
用いられる機会がありました

ああ このことに用いられるために神様は
何度祈ってもこの件を変えて下さらなかったのか

と 思いました

これは以前から思っていたことなのですが
「油汚れは油でしか落とせない」

また 今日はりゅうくんから
「固いものはそれより固いものでなければ削れない」

という表現があり どちらも同じことなのですが

要するに 神様は問題解決をただみ恵みにより
注いで下さることも勿論あるのですが

人と人との関係の中で傷付いた傷を
人と人との関係の中で癒されることがある

と いうことだと思います

ヨブ記の中でヨブは
災害にも 病にも 奥さんの不信仰にも耐えたのに
友人の的外れな発言に対してだけは我慢出来ず
神様に自分の身の潔白を訴えました

友人達が あなたが悪いからこうなっていると言うと
ヨブは私は神に罪を犯して居ないと言いました
神様と顔を合わせて話がしたいと言いました

結論から言えば ヨブは間違えておらず
罪の故にヨブが苦しみに入ったのではなく
友人達に対して あなたがたはヨブのようではなかったと
友人達の発言が間違えていることと
ヨブが間違えていないことを示されます

そして ヨブに対しては
私がやる高いことをあなたが知るはずもないし
あなたはそれと同じことが出来るのか
ということを暗に示されます

ある牧師の証があります
以前書いたと思いますが

奥さんが 神様から危険な地域へ行くように
示されていると感じるのだけど と
夫である牧師に相談をすると

牧師は神様に 妻の安全の約束してください
その印を下さい と祈ります

しかし神様は

あなたの妻は私のものである
約束はしない と仰られます

約束や印がなくても 神様に全てを捧げたものとして
従順を守るように神様は示されたのです

ヨブの存在を 神様は認めておられました
潔白で正しく 神を恐れ悪から遠ざかっているものは
ヨブ以外に地上に存在しないと言うほどでした

しかし 罪を犯さないから義であるのではなく
従順であることが義であるということを
神様はヨブに示され
ヨブは 自分の思い上がりを悔い改めました

そして 友人達には罪の和解の生贄を捧げさせ
ヨブには 的外れに責めた友人達を赦す祈りをさせ
そして神は ヨブを受け入れて友人を赦すと仰られました

友人達の和解を聞き入れるから赦すのではなく
ヨブの祈りを聞き入れるから赦すと仰られたのです

それを祈った後 ヨブは癒され
失ったものは倍に増えて戻されました

自己義を 神様は完全に否定されたのです
そして 罪を犯す者と 故なく虐げを受ける者
それぞれにあるべき姿を示されました

勿論 自らの罪によって破壊を招くことはあるでしょう
ですが 自分のこの悪いところを変えたいです
変えて下さいと祈っても祈っても
「あなたは私のイメージ通りだ」と
自分にとって悪いと思っているところを
受け入れるように促されることがあります

しかし そのことを考える時いつも思うのです

長所は短所になり得ます
場や時が変わればプラスに働くことがある
しかし神様は敢えて 短所となるところに置かれて
練られることがあることを感じます

それに何より もし 欠点がある自分を愛せなければ
他人の欠点を無条件に愛することは出来ません

ヨセフは 神様から示しがあった時
喜んで兄たちに打ち明けました

しかしその結果 奴隷として
エジプトに売られてしまいます

更に 行った先で主人の奥さんから迫られ
神に罪を犯すことは出来ませんと逃げ続けると
奥さんに嘘をつかれて牢屋に入れられてしまいます

そして エジプトの王が不思議な夢を見た時
ヨセフは 子どもの頃に家族に打ち明けた時のように
喜んで 神様の夢の解き明かしを伝えました

神様に対する態度も
神様の示しを人に伝える時の態度も
ヨセフは一貫しています

人に気遣うことをせずに
神様に対して忠実なのです

ヨセフは全く同じ態度で
兄たちや主人の妻に傷つけられた部分を
王との関係の中で回復しているのです

ヨセフは兄たちに気を遣って
媚びへつらうべきだったでしょうか

主人の妻に気を遣って
罪を犯すべきだったでしょうか

神様の選びがなかったら
ヨセフは幸せだったでしょうか

その時にどういう態度をとるか
何を最優先にするかの選択は 人にあります

恐れや保身を選ぶ自由もあるのです
しかしヨセフは選ばなかったというだけです

人にどんな仕打ちを受けようとも
神様に忠実であり続けること以上に
神様が創られた地において高いものはない

その信仰を与えられた人は幸いです

ヨセフは 兄たちにも
主人の妻が属するエジプト国民にも
恵みの基となりました

ヨセフがいなければ彼らは
飢饉で滅びていたでしょう

ですがヨセフは兄たちに対して
全ては神がなさったことで
あなたがたに仕返しなどしません
あなた達を養いますと自分を低くしました

神に従順で謙遜である態度とは
こういう態度を言います

恵みは 高いところから低いところへしか流れません

神の御恵みを届けるものとして用いられるために
神様の前に自分を低くしたいと思いますが
それは決して 人や恐れに媚びへつらうことではないのです

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