思いを乗り越える

過去に上手くいかなかったことも
神様は 取り戻させてくださいます

それは 裏を返せば
上手くいかなかったことを
再び経験するということなので
もし自分の力でやろうとすれば
同じ失敗を繰り返すことになります

思いの領域で どうしても成功させたい!
と思っていることであると
神様の導きがあろうがなかろうが
同じことを体験する機会を自ら引き寄せます

これは別に 何の不思議もないことです

例えば ホットケーキを焼こうとして
上手く焼けなかった時に
もし 本当に上手くなりたいと思うなら
何度も繰り返し焼く機会を作ります

ただそれだけの話です

ですが 何度焼いても上手くいかないとか
上手くいかなかったことにより
人との関係で傷を受けたりすることで
再び繰り返すことを止めてしまいます

本当は上手くなりたい だけど
もうあんな思いはしたくない

もし本音がそうであるなら
恐れの奴隷となって
本当の自分を殺していることになる

そして その思いは自分の行動と
行動するときの自分の肉体に影響を与えます

恐い でもやりたい
そう思っているわけですから
恐々チャレンジして
失敗経験を再現しようとするのです

そして ほらやっぱり出来なかったと
自分を安心させようとしはじめます

私が 素晴らしいことを
素直に喜べない時というのは
自分の中で このようなことが起きています

例えば 人を貶す言葉を浴び続け
素直じゃないだけで本当は愛があるのだな
と 自分の都合が良いように
解釈するという「保身」を身に付けると

人を褒めるばかりで貶すことを
一言も言わない人に出会うと
偽善的だと感じてしまったりする

そうやって 歪んだ色眼鏡で
ものごとを捉えるようになっていくのです

私は若い頃 このような過ちを避けるため
なるべくたくさんの人の意見を聞き
自分の感覚に頼らないようにすることで
歪みを整えようとし それは
自分の人としての経験値を上げることになりました

歪みは減りましたが 副作用として
本当の自分が自分にもわからなくなりました
自分の本音を意識できないということです

しかし 本音がなくなったわけではなく
自分の存在が「無意識」の内に
追いやられてしまったのです

ですが今は 軸に神様がいらっしゃる
神様だけにチューニングをあわせる時
神様は 本当の自分を取り戻すように
ものごとを動かされます

そうでないと 無意識の自分の本音に
支配されることになるからです

自分を管理することが出来なければ
他を管理することも出来ません

神様との関係がスタートすると
まずは神様と自分との関係に回復を得ます

それが出来たら 次は(神様と共に)
自分との関係との回復へと進むのです

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