真っ白なケーキ

女の子は その日のおやつを楽しみにしていました
それは お父さんが 大きなケーキを焼いてくれているからです

そして そのケーキが運ばれてくるのを見て 女の子の目は輝きます
ですが ケーキを見てみると 何も乗ってはいませんでした

こんなケーキはやだ
女の子は そういうと 席を離れて外へ出て行ってしまいました

それを見つめる悲しいお父さん
ケーキを切り分けてみると 中にはフルーツとクリームがたくさん入っており
とってもおいしそうでした

女の子は近所の駄菓子屋さんで お菓子を食べ おなかを満たします

お父さんは 冷めてもおいしいからと ケーキを冷蔵庫にしまってしまいました
女の子は 上機嫌で家に帰ってきました
ケーキのことは もう忘れてしまっています

お父さんは あのケーキは 女の子が食べたいといったときに出してあげよう
そう考えました
そして いまもそのケーキは 冷蔵庫の中に大切にしまってあります