光である父

なにもない空間に 自分と光を放つ存在だけがあって
自分はまぶしくて 光に背を向けていたとする

そのとき自分は 光に照らされてできた自分の影と
その奥にある暗闇とを見るだろう
そして
自分はこんなものだ
と言うだろう

光である方は あなたにこう仰せられる
あなたはどこを見ているのか
そういって 光を放つ方ご自身が あなたにそっと寄り添い
その光であなたを包むだろう

同様に 過去を見て それを自分だと思ってはいけない
今の自分として受け入れてはいけない

今の自分は 過去と違い 光である方に近づき 不義はもう取り払われているのだから

あなたが罪を忘れない限り わたしはあなたを赦さない
光である父は そう仰った

こちらを向き ともに歩きなさい
わたしはもう待ちくたびれたのだから

父は そういって 腕に紐を結び付け もう離れないようにしてくださった
そして 自分の前に立ち 肩をつかみ もう目を離せないようにされた
真っ白い外套を着せてくださり 冠を頭に乗せて飾ってくださった

あなたは 今どこにいるのか
わたしとともにいるではないか
恐れるな
わたしがともにいるからだ

ハガイ2:12-23