ガラスの小瓶

神さまの宝物 ガラスの小瓶で運んでた
だいじにだいじに 運んでた
それは 輝く 赤ちゃんだった
だいじにだいじに 運ばれた
神さまうっかり 小瓶を落として
地上の穴に入っちゃった

どうしよう あの穴は複雑で 取りに行くのは難しい
悩んだ神さま 困った神さま

一つ名案 ピカッと光る
そうだ あの子の父親となる人に 拾ってもらおう
だいじにだいじに 育ててもらおう
わたしのところに 連れて来てもらおう

あなたは こうして生まれてきた
あなたは 愛されて生まれてきた

だいじなだいじな わたしの息子
ようやくここまで来てくれた

どうか その穴を抜け出して
わたしにお顔を見せておくれ

ガラスの小瓶は あなたの器で あなたの宝
その中何を入れようか

あなたは いれるもの探してた
あなたの世界 創るために

だけど いいもの見つからない
探しても探しても どこだろう?

そうだ 穴を抜けて探してみよう
外なら何かあるだろう

でも…
外は怖いかもしれない 寒いかもしれない
悩んだあなたは 途方に暮れた
どうしよう どうしよう

そのとき 天から声がした

だいじょうぶだよ
もうすこし ふみだして
わたしのあいする だいじなだいじな
かわいいむすこ