何枚ものラブレター

女の子は 恋をしていました
その思いを伝えるために ラブレターを書いていました
何枚も何枚も 山積みになるほど書き溜めていました

女の子は 意中の人と恋人の関係になりました
二人は愛をはぐくみ 清い付き合いをしていました

女の子は 交際中も あふれる愛を手紙に書き続けていました
ですが 手紙は渡せずにいました
いざ渡そうとすると 恥ずかしくて逃げてしまうのです

意中の人である男性は 女の子が手紙を書いていたことを知っていました
それが 山積みになっていたことも

ですが それを読もうとはしませんでした
男性は 彼女から渡してくれることを望んでいたのです

男性は 何でも持っていました
富も名誉も 財産もありました
それは 彼の人を思う熱心さが 富ませたものでした

ですから 彼を好む女性はたくさんいましたが
ごく普通に見える 女の子を選びました

それは 女の子が どれほど自分を思い恋い慕っているか 知っていたからです

男性は待っていました
女の子が 自分に思いを打ち明けてくれることを
望んでいることを 直接話してくれることを

男性は 女の子に命をささげる準備もできていました
あとは 彼女が一歩踏み出すだけです

「わたしの愛する娘よ。どうかわたしに思いを明かしておくれ
あなたがわたしを慕うその心が すべてに勝って最上の宝なのだから」

月日が流れ
男性は 思いを募らせ やがて手紙を書くことにしました
「我が最愛なる妻へ」

黙示録19:7
私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。子羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。