地上を歩く鳩

地上に一羽の鳩が居ました。
その鳩は短い足で歩いていました。
翼はありましたが、飛ぶことを知りませんでした。

上を見ると他の鳩たちは飛んでいきます。
それを追いかけようと必死に走りますが、
距離はどんどん離れていきます。

走るためにつくられていない足は傷つき、
ボロボロになってしまいそうでした。

そこに影が射します。
影の主は鳩を救い上げると、
息を吹き込みました。

すると、足は癒されきれいになりました。
息は風になり、鳩を空へ送り出します。

鳩は驚きながらも翼を広げ、飛ぶことを知りました。
鳩は迷わず真っ直ぐに飛んでいきました。